神守地区よりお知らせ
セレモニー会場変更について
令和元年の「尾張津島 秋まつり」が、いよいよ今週末に開催されます。
神守地区におきましては、式典会場が今年より変更になっております。
昨年までの「神守一里塚」前から、今年は「津島市役所神守支所」に変更になりました。
尚、「憶感神社」・「穂歳神社」への奉納は、従来通り変更はありません。
しだれ桜を華やかに飾り大型で豪華な山車と、見事なからくり人形が魅力の「神守山車」
今年の秋まつりは、ぜひ「神守地区」の山車揃えをご覧くださいませ。
神守地区の山車まつり
尾張津島秋まつりに曳かれる、津島市神守町の3台の山車
「上町車」・「中町車」・「南町車」は津島地区の山車とは似て異なる山車である。
江戸時代、神守の祭りと津島の祭りは全く違う祭りであった為、それぞれ独特の山車と祭り文化が発展した。
熱田から桑名を結ぶ「佐屋街道」の重要な宿場町として大いに発展した「神守宿」。
神守の町人文化が栄えた文化年間(1804~1818)、上町車は憶感神社、中町車と南町車は穂歳神社の祭礼で登場したといわれる。
神守村が津島市に合併した1955年以降、「尾張津島秋まつり」として同日に行われるようになった。
神守山車の構造は、津島山車と違って3層構造になっており、前棚のある名古屋型の特徴も有する。
3台それぞれに異なるからくり人形が載せられ、人形師と呼ばれる男衆が下から糸を引いて操る。
木の上で逆立ちをしたり回ったりといった妙技も、神守山車の見ものである。
笛や太鼓のお囃子に合わせてからくり人形を操るのは、人形師の熟練の技が必要なのだ。
神守山車の特徴であるしだれ桜は、祭り前に自分たちで和紙を染め、2500~3000個の花を作り柳の枝に一つ一つ結びつける。
食紅やインクなど、各山車ごとに和紙の染め方や色合いが異なるところも面白い。
しだれ桜を華やかに飾り、津島山車よりもひとまわり大きな高さ6メートルを誇る大型の山車。
その豪華絢爛な姿が見ごたえ十分な「神守山車」。
今年の秋まつりは、ぜひ神守会場にご来場くださいませ。